Jackson ちょうちょ


「着水後のにシェイキングを繰返す」。
ただそれだけ・・・。
ただそれだけ・・・。
10年以上前、ジャクソンは「短い移動距離でより多くの波紋を作る」とうコンセプトで、トラウトのトップウォータープラグの先駆けである「T・ピボット」を発売した。このT・ピボットの上反りペンシルポッパー形状に辿り着くまでに、ビルダーは幾多ものモデルをテストし切り捨てていった。その中には通常のペンシルベイトやポッパー、ノイジー、スイッシャー、バズベイトまであった。つまり、後追い出てきたモデルのほとんどの基本形を、試し、切り捨ててきたのだ。「短い移動距離でより多くの波紋を作る」という動きは、トラウトに対して高い集魚効果を発揮する。そこで余計なものを削ぎ落として、コンセプトに忠実に特化させたプラグとして生まれてきたのが、この「ちょうちょ」である。
ヘッドとテールのアイにフックを装着。一見、フックの付け間違いのように見えるが、これが正しいポジションだ。ラインはベリーのアイへと結ぶ。使い方はいたってシンプル。「着水後にシェイキングを繰り返す」それだけでOKである。水面に立つように浮くボディは、シェイキングによって細やかな波紋を作る。アングラー側に向いた広い面は多くの水を押し、波紋を作り出していくと同時に、前方へのルアーの移動を抑えてくれる。つまり理想的な「短い移動距離でより多くの波紋を作る」という状態を誰もが簡単に作り出せるプラグなのだ。
チョウという体積の少ない昆虫をルアーで表現するにあたっては、左右の羽と羽の間をエアルームとして有効活用。それによって十分な浮力と重量を得ることに成功した。さらにその空間には重心移動システムも搭載し、飛行姿勢を安定化。風の無い穏やかな日、ライズが起きているようならこの「ちょうちょ」で「波紋」の威力を体感して欲しい。
●シェイキングを繰り返すだけのラクラク操作
●短い移動距離で多くの波紋が作れる
●羽間のエアルームが水面に立つ姿勢をキープ
●重心移動システムを搭載で安定した飛行姿勢

■サイズ:2.6cm 2.6g